四季の風景時計


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Intermezzo 5

もうすぐ夏休み

浮ついた空気が、職員室まで漂ってくる

―今年もまた、頭を悩ませる時期ですなぁ―

―まぁ、ウチの学校は良い方ですよ―

―前の学校では、クラスの女子全員が―

―妊娠して退学しましたからなぁ―

―それはヒドい・・・あぁ、工業でしたっけ―

話し掛けられても面倒だと思い、職員室を出る

浮ついた空気は嫌いじゃない

ただ、教師という立場上

厄介な事に巻き込まれるのはゴメンだった

そういえば、夏休みの前にお祭りがある

見廻りと称して、花火を見に行くのも悪くない

どうせ行くなら、一人より二人

誘う相手は勿論、アイツだ



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Intermezzo 6

確か、理科準備室に居るはず

校舎の一番隅にある教室へ向かう

準備室に入ろうとして

隣の教室から声がするのに気付いた

・・・嬌声・・・

『あいつ・・・何やってんのよ』

暫く、教室の前で中を窺う

と、コトが済んだ様で、人が出て来る気配を感じた

急いで教室から離れる

然も、今来たばかりに廊下を歩く

出て来たのは、まだ1年生の少女だった

確か、アイツのクラスの生徒

少女はあたしを見て驚いた顔をし

慌てて走り去った



→  『幕間2』 7

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Intermezzo 7

『生徒に手は出さないんじゃなかったの?』

皮肉たっぷりに、そう言ってやる

「紗栄子・・・」

アイツは、雑巾で床を拭いていた

『声、聞こえてたわよ』

『あたしの他には、誰も聞いてないと思うけど』

「・・・趣味、悪いな」

アイツは、雑巾を片付けながら言う

「ここなら誰も来ないし、匂いも誤魔化せると思ってさ」

「恋人同士が愛を語らうのに、打って付けだろ?」

『恋人同士って・・・』

「妹」

『えっ?』

「あいつが、明日香」

微笑みながら、アイツが言う

「あいつがウチの高校に受かったのは知ってたけど」

「まさか、オレが担任になるとは思わなかったよ」

優しい笑顔

あたしにそんな顔を見せてくれた事、あった?



→  『幕間2』 8

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Intermezzo 8

『・・・バレたら大変ね』

なんだか悔しくて、そんなセリフを吐いてしまった

「・・・どういう意味だ」

冷たい声

突き刺す様な視線を投げ掛けてくる

この人にとって、あの少女だけが特別なんだ

『・・・別に、そう思っただけ』

視線に堪え兼ねて、そう呟く

アイツは溜め息を吐くと

「口止め料でも、払おうか?」

そう提案してきた

必要ないわよ、と言おうとして思い直す

『そうね・・・今度の土曜日は空いてる?』

「・・・あぁ、特に予定はないけど」

『そう、じゃあ、夕方5時に駅前に来てくれる?』



―to be continued―

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