四季の風景時計


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Intermezzo 13

もう、深夜1時を回っていた

髪はボサボサ

脱がされた浴衣は、自分では上手く着られない

こんな格好では、家に帰る事も出来なかった

「別に良いだろ?」

「オレの部屋に泊まっていけば」

そう言って、意味ありげに笑う彼

これ以上まだ、私を求めるつもりなんだろうか

彼に凭れ掛かるようにして、階段を上がる

下腹部に残る違和感

内腿を何かが伝う感触

早く、シャワーを浴びたかった

彼が部屋の鍵を開けていると、隣の部屋のドアが開く

思わずそちらを見ると、男の人がこちらを見ていた

慌てて顔を伏せる

乱れた髪

着崩れた浴衣

帯だって、ちゃんと結べていない

街灯の少ない夜道ならまだしも

灯りの点いたアパートの廊下で

しかも、こんな間近で見れば

私達が何をしていたのかなんて、バレバレだろう



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Intermezzo 14

「・・・どうも」

彼が言う

「・・・彼女さん?」

男の人が、彼に尋ねる

「ええ・・・一緒に花火を見に行ってたんですよ」

そう言って、私を部屋に押し込んだ

・・・違う

あの人は、知っているんだ

私が、彼の

妹だという事を・・・



「こんちは」

彼の部屋に入ろうとして、呼び止められる

「妹ちゃん、だったよね?」

隣の部屋の、男の人だった

『・・・明日香、です』

初めて会った時、部屋に連れ込まれそうになった所為か

警戒してしまう

「いいの?お兄ちゃんの部屋なんかに来てて」

・・・今日はクリスマスイヴ

毎年、家族と過ごしていた

まさか今年は、彼と二人で過ごす事になるなんて・・・

私が自分の意思で彼に抱かれてから、初めてのお泊り

「やっと、二人きりになれるな」

彼はそう囁いて、笑みの形に口元を歪めた



→  『幕間4』 15

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Intermezzo 15

『毎年、クリスマスは家族と過ごすんです』

そう言って、部屋に入ろうとした

「彼女、出来たみたいなんだよね・・・」

男の人のセリフに、足を止める

「このアパート、意外と壁が薄くてさ」

ニヤリと笑う

「色々聞こえちゃうんだよね・・・声とか」

・・・聞かれてた!?

背筋が凍りつく

「一週間位前だったかなぁ」

「結構、激しくヤってたから」

「丸聞こえだったんだよね・・・」

身体が震える

私と彼の関係がバレるなんて・・・

でも、そうじゃなかった

男の人は肩を竦めると

「ま、お兄ちゃん離れする、いい機会なんじゃない?」

「早く帰らないと、彼女さんとバッタリ」

「なぁんて事に、なるかもよ?」

そう言い残して、階段を下りて行った



→  『幕間4』 16

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Intermezzo 16

『んっ・・・んん・・・っ』

必死で声を抑える

「もっと、乱れるところ、見せてくれよ・・・」

彼が、私を見下ろしながら囁いた

その間も、身体の動きを止める事はない

少しづつ角度を変えながら

様々な場所を刺激する

「もっと、声出して・・・」

『・・・ヤだ・・・ぁんっ』

『聞かれ、ちゃうよぉ・・・っ』

軋むベッド

擦れる粘膜

太腿を濡らすのは、自分のモノなのか、彼のモノなのか

もう、分からなかった

「・・・聞かせたいんだよ」

「明日香は・・・オレのものだって・・・っ」

奥深くへ刻まれる印

『あぁぁあんっ!!』

抑えきれない嬌声

・・・もう、『妹』には戻りたくない

このままずっと、『女』として愛されたい・・・

受け入れてしまえば、悦びで溢れる涙

・・・お兄ちゃんが、好き・・・



―to be continued―

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