四季の風景時計


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<1>一目会ったその日から 1

「なぁ、今度、飲みに行かねぇ?」

突然、アイツからの電話

アイツは、高校時代の友人だ

『良いけど・・・2人でか?』

「いや、女が2人来る」

『え!それって、合コンて事か?』

「あぁ、まぁ・・・2-2のな」

日時を訊けば、丁度、都合も悪くない

大学院を卒業し、IT関連の企業に就職して1年

仕事にも慣れ

そろそろカノジョが欲しいなぁと思っていた俺は

その誘いに乗る事にした



「お待たせぇ~!」

女子特有の甘ったるい声に、そちらを見遣れば

派手なメイクに派手な格好をした女が

こちらに近付いて来る

その女の陰から

俯き加減に、はにかんだ様な微笑みを浮かべた

彼女が現れた

・・・一目惚れ、だった



<目次>  →  『木っ端微塵の恋』 1-2

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<1>一目会ったその日から 2

パステルカラーのサマーニットに膝丈のフレアスカート

ニットと同じ生地のカーディガンを羽織り

そのニットを下から押し上げる胸は・・・大きい

そんな胸も、かなり魅力的ではあったが

彼女が纏う柔らかな空気に

思わず見蕩れてしまっていた

俺の隣にアイツ、俺の前に彼女

という具合で席に着き、取り敢えず自己紹介から

名前も優しい感じで、彼女にピッタリだと思った

「へぇ~!大学院まで行ったの?」

と、派手な女が言えば

「好きな事を学ぶのって、楽しいですもんね」

と、彼女がふわりと微笑む

俺が調子に乗って専門的な、マニアックな話を始めると

派手な女は、あからさまに興味なさそうな顔をしたが

彼女は控えめに、しかし熱心に話を聞いてくれる

ただ相槌を打っているだけではなく

専門用語が飛び出せば

「それは、どういう意味ですか?」

と、ちゃんと質問が返って来た

俺と派手な女はビール

彼女は甘いカクテル

アイツは車で来ているから、とウーロン茶

軽く酔いが回って来た頃には

彼女に夢中になっていた



→  『木っ端微塵の恋』 1-3

『木っ端微塵の恋』 1-1  ←  <目次>

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<1>一目会ったその日から 3

「そろそろ、お開きにしよっか?」

その台詞に、ハッとなる

このまま、彼女とこれっきりになるのは嫌だった

「折角だしさ・・・連絡先、交換しない?」

と、アイツ

・・・いい仕事するじゃないか!

女の子達が乗ったタクシーを見送って

直ぐにメールを入れる

『今日は楽しかったです。また、会いたいです。』

アイツも、ケータイを弄っていた

『なぁ・・・ちゃんて、可愛いな』

「ぁあ?・・・なにお前、ああいうコが好みなわけ?」

『・・・実は、一目惚れで・・・』

「確かに胸は、デカかったよな~」

・・・そこかよ・・・

『お前は、どうなんだよ?』

「オレは、もう片方のコ狙い」

「てか、元々合コンで知り合って」

「飲みに行こうって誘ったら」

「友達も連れて来ても良いならって言われてさ」

「んで、お前を誘ったんだよ」

という事は、あの派手な女の子のお陰でもあったのか

・・・派手な女とか思って、悪かった



→  『木っ端微塵の恋』 1-4

『木っ端微塵の恋』 1-2  ←  <目次>

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<1>一目会ったその日から 4

メールの返事は、直ぐに来た

「私も楽しかったです。また、誘って下さい。」

思わず、ニマニマしてしまう

けれど、何処へ誘えば良いだろう?

「・・・ああいうコは、押しに弱そうだよな」

隣で車を運転するアイツが、ポツリと言った

・・・そうだよな

折角『誘って』と言われたんだから

グイグイ行かないと・・・

それから毎日メールした

返事は必ず返してくれた

嬉しくて、沢山メールした

他愛無いメールでも、必ず返事をくれた

思い切って、映画や食事に誘ってみたけれど

それには、色好い返事は貰えなかった

そんなある日、フラワーフェスティバルが開催される

という話になった

「行ってみたいな。」

という彼女のメールに

ここぞとばかりに飛び付いた

・・・初デートだ!



→  『木っ端微塵の恋』 2-1

『木っ端微塵の恋』 1-3  ←  <目次>

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