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四季の風景時計


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罪ニ濡レタ夜 5

少女の瞳から溢れた涙を舌先で掬い取り

男は、その顔を覗き込む

「ゴメン、焦らし過ぎたかな」

瞼に、鼻先に、頬に、顎に

軽く触れるだけのキスを落としてから

唇に、深く深く口付ける

歯列をなぞり、舌を絡めながら

ゆっくりと、下着の中へ手を這わせてゆく

薄い茂みを手の平で撫でてから

徐に、指を

しとどに濡れた秘裂の中へと差し込んでいった

「んんっ・・・」

直接与えられた刺激に、少女は声を漏らす

男はハッとしたように顔を上げ、少女の表情を確かめる

眉根を寄せ、瞳を閉じたその顔は上気しており

痛みを感じている様子はない

少女の顔色を窺いながら

チュプチュプと、浅く出し入れされる指

蜜をたっぷりと絡めたその指で

男は、花芯をクリクリと捏ね回した



→  『罪ニ濡レタ夜』 6

『罪ニ濡レタ夜』 4  ←  <目次>

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罪ニ濡レタ夜 6

「っあぁぁ・・・っ」

ビクビクと身体を震わせ、少女は軽く達する

男は身を起こし、下着から手を抜き取る

ハァハァと肩で息をしている少女を見下ろしながら

蜜に塗れた左手を、自らの口元へと遣る

甘く薫る雌の匂いに思わず目を細め

見遣ればテラテラと光る指先

重ねた指を開けば、銀色の糸を引く

男は舌を伸ばし、その蜜を舐め取った

「・・・そんなの、舐めちゃヤだ」

幾分か息が整い、男の様子を見遣った少女は

自身を翻弄していた指が舐められている事に

羞恥を覚える

慌てて声を掛ければ、流し目で見詰められ

思わず息を呑む

「・・・美味しいよ、とても」

男は顔を寄せると、そう囁き、唇を重ねる

またもや絡められる舌

唾液とは違う味に、少女は顔を顰(しか)めた



→  『罪ニ濡レタ夜』 7

『罪ニ濡レタ夜』 5  ←  <目次>

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罪ニ濡レタ夜 7

与えられる、体液混じりの唾液

己の唾液と混じり合い、飲み込み切れず

少女は、口の端から溢れさせる

男は、それをペロリと舐め取ると

再度起き上がり、少女の下履きに手を掛ける

パジャマごと下着を脱がされ

少女の下肢は、男の前に曝け出される

男は、脱がせた物を寝台の下へ放ると

少女の両膝に手を掛け、左右へグイと開かせた

「きゃっ!」

少女は驚いて脚を閉じようとするが

男は間髪を容れず、少女の足の間へ身体を割り込ませる

少女の左膝を掴んでいた右手を、その足首へと滑らせ

引き寄せると、その爪先に口付ける

そのまま甲、脹脛、内膝、内腿へと

辿るように唇で食んでゆく

「あ・・・んん、ゃっ」

擽ったいような愛撫に、少女は、その身を捩らせる

「・・・もっと、味わわせて」

言うが否や、男は、少女の脚の間に顔を埋めた



→  『罪ニ濡レタ夜』 8

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罪ニ濡レタ夜 8

「あぁぁぁっ!」

少女は身を仰(の)け反らせるが

男は、逃すまいと太腿を抱え、押さえ込む

濡(ぬ)れ濡(そぼ)つ中心に、その肉厚な舌を捩じ込み

溢れる蜜を舐め啜る

花弁の一枚一枚をも味わうかのように舌を這わせ

薄い茂みの中、その鼻先で色付く花芯に

むしゃぶり付いた

「はぁんっ!・・・ふあ、ぁ・・・」

最も敏感な芽を舌で転がされ、キツく吸い上げられ

少女の身体は跳ね上がる

「んぁっ・・・ダメぇっ」

少女は男の髪に指を差し入れ、それを掻き乱す

そんな事が抵抗になるはずもなく

男は、構わず弄(なぶ)り続ける

少女は、湧き上がる感覚に振り回されまいと

耐えるしかなかった



→  『罪ニ濡レタ夜』 9

『罪ニ濡レタ夜』 7  ←  <目次>

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