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四季の風景時計


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<3>浴衣 4

「オレの、何を?」

・・・そこまで言わせるの?

私は恥ずかしくて、泣いてしまった

「ゴメンゴメン」

そっと、後ろから抱き締められる

「意地悪、し過ぎたね・・・」

首筋にキスをして、身体を離した

私の腰に手を添えながら、割れ目に先端を擦り付ける

「挿れるよ・・・」

ゆっくりと入って来る

『ぁああっ!!』

私の中が、彼で一杯になった

「あぁ・・・スゴく気持ちイイ・・・」

私の腰を両手で掴むと、勢いよく腰を打ち付け始める

パンパンという音の合間に

グチュグチュと、粘膜の擦れる音が聞こえた

「ヤバいな・・・持たないよ」

『っは・・・あんっ・・・私、も・・・イキ、そう・・・っ』



→  『明日香』 3-5

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<3>浴衣 5

彼は、片方の手を前に回すと

私の一番感じ易い場所を刺激する

二つの刺激が、一気に私を絶頂へと押し上げた

『やあぁぁぁっっ!!』

身体がビクビクと痙攣し、彼をキツく締め付ける

「・・・ぅあぁっ、イク・・・っ!」

力強く突き立てられ、キツく抱き締められる

私の奥深くで、熱いモノが弾けるのを感じた



彼と一緒に、美波を待つ

人混みが、疎らになってゆく

「明日香!」

美波が戻って来た

あれ?上杉君も一緒だ

「・・・って、先生!?」

彼を見て、二人が驚いた

『何で、上杉君が居るの?』

「祇園って事、思い出して・・・」

「野球は、また今度にしたんだ」

そうか、一緒に花火見られたんだ

良かったね、美波

「何で先生が居るの?」

「東が、具合悪そうにしててな」

「送って行こうと思ったんだが・・・」

ここで少し、考える素振りをして

「良かったら、朝倉達も乗せてってやるぞ?」



→  『明日香』 3-6

『明日香』 3-4  ←  <目次>

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<3>浴衣 6

外灯が消えた

人気のないショッピングセンターの駐車場の端に

1台のステーションワゴンが停まっている

そこだけが、地震でも起こっているかの様に揺れていた

フロントガラス以外はスモークが貼られ

フロントガラスはサンシェードで覆われ

車内で何が行われているのかを、窺う事は出来ない

美波達を送って行った帰り道

二人きりになるとすぐ、彼は私を求めた

助手席に覆い被さる様にして、私の唇を奪う

浴衣の胸元に手を滑り込ませ、掌で先端を転がす

もう、それだけで、私の身体は準備を整えてしまった

中に留まっていた情事の欠片が

ゴプリと音を立てて零れる

人に見られるから、と咎めると

彼は、この場所へと車を滑り込ませたのだった

浴衣は脱がされ、全身隈なく愛撫される

繋がったまま、何度も何度もキスをした

『お兄、ちゃん・・・私、もう・・・』

数え切れない程イカされて、身体に力が入らない

「・・・オレはまだ、イケるよ?」

言ってまた、奥を擦り上げる

『っ!』

もう、声も出なかった

満足げな笑みを浮かべて彼が囁く

「乱れてる明日香も、キレイだよ・・・」



―END―

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Intermezzo 5

もうすぐ夏休み

浮ついた空気が、職員室まで漂ってくる

―今年もまた、頭を悩ませる時期ですなぁ―

―まぁ、ウチの学校は良い方ですよ―

―前の学校では、クラスの女子全員が―

―妊娠して退学しましたからなぁ―

―それはヒドい・・・あぁ、工業でしたっけ―

話し掛けられても面倒だと思い、職員室を出る

浮ついた空気は嫌いじゃない

ただ、教師という立場上

厄介な事に巻き込まれるのはゴメンだった

そういえば、夏休みの前にお祭りがある

見廻りと称して、花火を見に行くのも悪くない

どうせ行くなら、一人より二人

誘う相手は勿論、アイツだ



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