四季の風景時計


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<1>歪んだ独占欲 6

「・・・イかせて・・・」

小さく、呟く

『・・・何?』

『どうして欲しいか、ちゃんと言ってくれないと・・・』

せっかく思い切って言ったのに、との表情で

唇を噛み締める明日香

けれど、今夜はそれでは満足出来ない

『ほら、オレの目を見て、お強請りしてごらん?』

明日香の顔を覗き込むように、前かがみになると

促すように、その中をぐるりと掻き混ぜた

「っ・・・!」

焦らされるのに我慢できなくなった明日香は

とうとうオレの目を見つめながら媚びた

「奥まで、突いて・・・イかせて」

「・・・お願い」

満ちる征服感

そして、その健気な視線が堪らなく愛おしい

『・・・今夜は、寝かさないからな』

オレは、明日香の両足を肩に担ぎ上げると

抉るように最奥を突き上げ始めた



→  『涼介』 1-7

『涼介』 1-5  ←  <目次>

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<1>歪んだ独占欲 7

「あっ!あぁんっ、あん・・・っ!」

動きに合わせて甘い声を上げ

与えられる快楽に蕩けきった表情

そんな明日香に、オレ自身も追い詰められてゆく

『・・・明日香』

揺さぶられながら名前を呼ばれ

定まらない視線をオレに向ける明日香

『今、誰と何してる?』

質問の意図が分からない所為か

瞳に戸惑いの色を浮かべた

『・・・なぁ、教えてくれよ?』

視線を合わせたまま

肩に担いだ足に音を立ててキスをする

「・・・お、にぃ、ちゃ・・・ぁんっ」

「・・・とっ・・・せっ・・・く、すぅ・・・っ!」

今にも泣き出しそうな顔で、喘ぐようにそう答えた

『可愛いよ、明日香・・・』

言って、その身体を折り曲げるようにして唇を塞ぐ

『兄』と呼ばれた時に、チクリと痛んだ胸

その痛みに気付かない振りをして

「ふぅんんん・・・っ!」

最奥の扉をノックされ

オレの口内に呻くように声を吐き出しながら

明日香がギュッとオレ自身を締め付ける

『くぅっ・・・』

最後に、これでもかとばかりに強く打ち付けると

オレは、その中へ欲望を解き放った



→  『涼介』 1-8

『涼介』 1-6  ←  <目次>

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<1>歪んだ独占欲 8

これは、歪んだ独占欲なのだと自覚はしている

明日香を、わざと傷付ける様なマネばかりして

・・・けれど、この想いを止める事が出来ない

嫉妬という感情が、オレを蝕み続けているのだ

一昨年の、クリスマスイヴから・・・



逸る気持ちを抑えながら、部屋のドアを開ける

「お帰りなさい、お兄ちゃん」

愛しい声に、思わず目を細める

声の主は、キッチンでボウルを抱えていた

その、セーターにジーンズという色気のない格好に

少々ガッカリしたものの、それを表に出したりはしない

『ただいま、明日香』

コートを玄関脇のポールハンガーに掛け

スーツの上着とブリーフケースをリビングのソファに放った

ローストチキン、トマトとチーズのサラダ・・・

それらしい食事が並ぶテーブル

「今夜は、シャンパンもあるんだよ」

『シャンメリーじゃないのか?』

ネクタイを外しながら切り返す

「・・・も、あるよ」

明日香は、まだ未成年だ

教職にある者として、飲酒を見逃す訳にはいかない

それに・・・酔い潰れてしまっては、愉しめないからな



→  『涼介』 1-9

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<1>歪んだ独占欲 9

『珍しいな、ケーキなんて』

オレの言葉に、明日香は一瞬表情を硬くした

「今年は・・・作らなかったから」

ウチの定番は、何とかって菓子パンだ

甘さを控え目にラム酒を効かせてあり

あれは美味いと思える

まぁ、たまにはケーキでもいいか

明日香が作ってくれるのなら、何でも旨い

キッチンへ向かい

シャンパンを取り出そうと、冷蔵庫を開ける

ほろ酔い程度なら、飲ませても面白いかもしれないな

などと、あるまじき事を考えながら明日香を見る

チョコレート色のクリームを指で抄って、口に運んでいた

そんな仕草が可愛くて、つい見蕩れてしまう

「お兄ちゃんも、味見る?」

オレの視線に気付いたのか

明日香はクリームを指で抄い

悪戯っぽい目をしながら、オレに差し出す

オレは明日香に近付くと、躊躇わず、その指を口に含んだ



→  『涼介』 1-10

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