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四季の風景時計


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桜の約束 3.5

明日香は、弾かれたように顔を上げる

『もうすぐ、近所の桜も咲き始めるよ』

『そしたら、一緒に見に行こう』

オレは、その潤んだ瞳を見詰め返し、微笑み掛ける

そして、その柔らかな髪を撫でてやると

明日香は、オレのシャツの胸元をギュッと握り締めて

コクリと頷いた

『ほら、明日も保育園だろ?』

『もう寝ないと、起きられないぞ?』

そう言って、ベッドへ横たえようとするが

明日香は、シャツを握ったまま離さない

その仕草に、愛おしさが募る

『・・・わかった』

『明日香が眠るまで、一緒に居てやるから』

オレは、明日香を抱き締めたまま

ベッドに仰向けになった

「・・・おもい?」

『ぜ~んぜん、重くないよ・・・良いから、寝ろって』

オレの顔を覗き込むようにしていた明日香の頭を

グイと、オレの胸に引き寄せる

頭を預ける格好になった明日香の背中を

トントンと優しく叩いてやれば

その内、規則正しい寝息を立て始めた

幼子(おさなご)特有の高い体温が心地好い

目を閉じて、その温もりを味わっている内に

オレも、いつの間にか、眠りの世界へと

誘(いざな)われていた



→  『桜の約束』 3.75

『桜の約束』 3  ←  <目次>

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