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四季の風景時計


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同い年の妹 2

しゃがんだ時に、ふわりと香った、お花の様な匂い

保育園に迎えに来るママ達と同じ、甘く優しい匂い

にっこりと微笑まれて、ドキドキしてしまう

けれど

私が、後ろの方へチラチラと視線を投げ掛けている事に

はるみさんは、すぐに気付いて

ちょっと困った様な、呆れた様な表情を浮かべると

すっと立ち上がり、くるりと後ろを向いた

「涼介!」

その男の子に向かって呼び掛ける

さっきからずっと、私の方を

睨む様に見詰めていた男の子

サラサラの黒髪に、目鼻立ちのハッキリした

とてもキレイな男の子

はるみさんに呼ばれると、男の子はビクリと身体を震わせ

ハッと我に返った様な顔をする

そして、たちまち顔を真っ赤に染めた

「彼が、涼介君?」

私の傍らに立っていたパパが訊ねると

「えぇ、人見知りは、しない子なんですけど」

そう言って、はるみさんは首を傾げた

私は、立ち止まったまま動かない男の子に近付く

『りょうすけくん、ていうの?』

「あ、うん、そうだよ」

『わたし、あすかっていうの』

「あすか、ちゃん・・・」

『よろしくね!』

そう話し掛けると、男の子は蕩けるような笑顔を見せて

「こちらこそ、よろしくね」



→  『同い年の妹』 3

『同い年の妹』 1  ←  <目次>
 
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